「ニキビを根こそぎやっつけたい」 「毛穴の汚れを全部かき出したい」
20代、30代の頃の私は、スキンケアをまるで肌との「戦い」のように捉えていました。新しいニキビを見つけては焦り、より強い成分、より即効性のあるものを求めて、肌に鞭を打つような「攻めの美容」ばかりを繰り返していたんです。
でも、40代を迎えた私の肌が教えてくれたのは、正反対の答えでした。
「良かれと思って」が裏目に。ビタミンCでの挫折
毛穴やニキビに良いと聞けば、高濃度のビタミンC美容液に真っ先に飛びついていた私。 「ピリピリするのは効いている証拠!」と自分に言い聞かせ、無理をして使い続けていました。
しかし、皮膚が薄くデリケートな私の肌にとって、その「攻め」の刺激は強すぎたのです。 塗るたびに増していく赤み、そして乾燥して硬くなっていく肌。良くなるどころか、逆に肌トラブルが増えていく現実に、私は愕然としました。
「肌を綺麗にするために頑張っているのに、どうして肌を傷つけているんだろう……」
鏡を見て落ち込む日々の中で、私はようやく気づきました。今の私に必要なのは、攻撃的なケアではなく、肌をそっと包み込むような「いたわり」なのだということに。
ホルモンバランスを知ると、心に「余裕」が生まれた
40代の肌は、自分ではコントロールできない波の中にあります。 睡眠不足やストレス、そして避けられないホルモンバランスの変化。どれだけ気をつけていても、周期的にニキビができることはあります。
以前の私なら「何がいけなかったの?」と自分を責めていましたが、今は違います。「ああ、今は周期的にそういう時期なんだな。ゆっくり休もう」と、自分のバイオリズムを受け入れられるようになりました。
焦ってあれこれ新しいものを塗りたくるのをやめ、肌の自然な回復をじっと待つ。この心の余裕こそが、40代の美容には何よりも不可欠なエッセンスでした。
結局、一番の近道は「土台作り」という基本だった
「攻め」をやめた私がたどり着いた結論。それは、何か魔法のような成分を探すことではなく、毎日コツコツと「肌の巡りを整え、バリアを守る」という基本に立ち返ることでした。
その「守りの土台作り」を支えてくれているのが、今の私の三種の神器です。
- タカミスキンピール: 剥がさない角質ケアで、肌の生まれ変わるリズム(土台)をサポートする。
- クラランス ダブル セーラム ライト: 7:3の黄金比で、大人の肌に足りない栄養を「満たす」。
- FAS ザ ブラック デイ クリーム: 外敵から鉄壁のバリアを張り、日中も肌を「守り育てる」。
無理に肌を変えようとするのではなく、肌が本来の力を発揮できるように環境を整えてあげる。この引き算の考え方が、今の私のフワフワとした柔らかな肌を作ってくれています。



40代、自分の肌と「仲直り」する
美容は、肌を制圧することではありません。 特に40代からは、自分の肌の個性を認め、優しく寄り添う「守りのフェーズ」です。
もし、あなたが今「何をやっても肌が応えてくれない」と嘆いているなら。一度、その手に持っている「武器」を置いて、肌の土台を慈しむケアに切り替えてみませんか?
一歩引いて、優しく見守る。その先に、きっとあなただけの「理想の肌」が待っているはずです。

